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ミルラの秘密

先日蓋が開かなかったと言ってたミルラですが

その香りは私がアロマアナリーゼで選ぶ定番の香りでした。

最近はパチュリに変わりましたが…

で、今日はミルラの神話について書いてみたいと思います。

アロマアナリーゼのメッセージ作りではギリシャ神話や花言葉なども参考にしているので、すでにご存知の方もいらっしゃるとは思いますが知らない方のために。

-Wikipediaより-

ミュラーはフェニキアの王女

実の父であるキュニラースに思いを寄せ、世話係の協力を得て夜の闇によって紛れて自分が娘だということを分からなくして父と近親相姦を行った。やがて妊娠した頃、キニュラースに相手が自分だと知られ、キニュラースに捕まりそうになるので逃げ出すが、疲れ果てた先で自分の境遇に絶望し、没薬を滴らせる木に姿を変えた。そして、その木からアドーニスを産んだ。これは彼女が12歳の時だった。

さらに付け加えると

「生きている世界のものでも、死んでいる世界のものでもない、何かになりたい…」と願ったミュラーを哀れに思った神々は、彼女をよい香りのするミルラの木に変え、彼女は赤褐色の涙を流したそうです。

なんとまあ、衝撃的な話し!

父親に恋する?しかも12歳で出産?😱

しかしそれには訳があって、実は美しいミュラーに愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)が嫉妬し、そうなるように呪いをかけたのだそうです。

そして彼女から生まれたアドーニスはNo1美少年で、今度はアフロディーテが恋をしペルセポネー(冥界の女王)と奪いあい

結果ペルセポネーの嫉妬によりアドーニスは殺されアフロディーテは悲しんだ

ということで、結局自分に回って来たというオチ。

何ともおどろおどろしい話しではありませんか💧

ギリシャ神話ではあっちこっちで恋をし、嫉妬し、奪い合い、呪いをかけ、そして命を落とし花になったり木になったりします。

ミュラーをどう感じますか?

「生きている世界のものでも、死んでいる世界のものでもない」

これ、ミルラらしい感じですよね。

よく知られている「ミイラ」の件と合わせて、精油のメッセージが作れそうですよ。

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