今さらですが、いや何度目かですが
コロナの世の中になって3年目
私がこの薬局に入って2年になりますが、初めの頃からお会いしていた常連さん、というか定期的に来客される患者さんですが
ようやく顔が分かるようになり感じたのですが
ここ2年で、ガクッと体力が落ちてしまった人が何人もいます。
70歳後半〜80歳代の方に多いのですが、歩き方が以前よりかなりのスローペースに。
杖をついてようやく歩けている方も。
話し方も以前のような元気さはなく、耳もさらに聞こえが悪くなっているせいか、会話が弾まなくなりました。
赫灼としていた男性もずっとひとり言を言い、私たちとの会話はなくなりました。
毎日薬局の前を通っていた男性も、もうお見かけしなくなりました。
杖をついてようやく歩いて来た女性は「コロナで外に出なくなったから足が弱り気力ももうなくなった。人生の計算が狂った。」と仰っていました。
コロナが人生を狂わせた
年齢の影響は大きいのでしょうが、もちろんそれだけではありません。
孫のような小さな子供もそうですが、ご高齢の方の3年はあまりに大きい。
元気な頃は「これからたくさん楽しもう!」と思える年齢だったのに、その大切な月日を奪われたのです。
取り返しのつかない大切な時間。
施設に入ってる母親とはもう3年位会えていない、という話しも聞きました。
全てが切ない。
人生いつ何が起きるか分からない。
やっぱり“いつか”は来ない。
やりたいことは今やらなくちゃ、と改めて思ったのでした。
躊躇ってる暇はない。
皆さん、今やりたいことは今やりましょう✨