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現実の匂い

匂いのない生活が2年以上

“外を歩いている時、人と離れてるならマスクを外していい”

そう言われても、都会ではいつ人が近くに来るか分からない。

マンションの中に入る時は誰かいるだろうからまたマスクを付けます。

ちょっとしたスキにマスクを外すと、空気っていろんな匂いがあったんだ、って気づきます。

今日の帰り道そんな数分間に、ホコリの匂いだったり、ガス臭い匂いだったり、いい匂いと言えないものが次々と混じり合って匂って来ました。

「そっか、今までこんな空気の存在を感じずに歩いていたんだ」ってハッとしました。

沈丁花とか金木犀などの季節の花の前を通り過ぎる時は、あえて外して深く嗅ぎます。

そうでもしないといい匂いを嗅げないしね。

空気の匂いって、こんなにいろいろあったんだ。

歩く距離に比例して、次から次へと変わっていく匂い。

マスク生活でそれを感知せずにいた脳は絶対に鈍ってるはず😱

歩いているだけで、脳は働いてたんだ〜!

今日嗅いだ空気の匂いはいい匂いじゃなかったけど、なんか「あ、私現実を生きてる」と感じました。

無味無臭って、人間に例えると、人間くささがないよですよね。

昨日のブログにも繋がるけど、「自分の色」って「自分の匂い」とも言えるのかも。

本能が選択する匂い、それを感じずにいたここ2年間は現実から離れていたのかもしれません。(いや、現実離れしてた)

今日ふと嗅いだ現実の空気の匂い

いい匂いだけじゃなく、こんな匂いも生きていくためには必要なんだ、と引き戻された感じがしたのでした。

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