毎年いろいろな出会いがあります。
出会いは必然、と言われますが、必要な時に必要な人に出会うということを理解できるようになりました。
そう感じるようになったのは、薬剤師以外の仕事をするようになってから。
“植物療法を頑張ろう”と思うと、いろいろな人に出会います。
今までは全くご縁のなかった方々にも繋がることができました。
薬剤師だけの仕事だったら、違う世界の人と出会うことは少なかったでしょう。
違う世界の人、それは人間的にも魅力的で、今までの当たり前の考え方を覆して生きている方々でした。
薬剤師的にはナシ!ということも、当たり前の世界。
数字や化学式で表せないものは信じない、見えない世界は信じない、という人達もたくさんいますが
私は、理屈では解明できないけれど感じるものがある、それを確信からこそ、植物療法の世界に入ったのです。
そしたらそんな人達がたくさんいて、その中では当たり前のように存在していました。
やっぱりそうだよね、とわかったら心地よい場になりました。
だから、自分の世界を広げることは必要だと思うのです。
今信じていること、信じていないこと、それは自分の世界の中だけ。
横を向いたら、違う世界の真実があります。
後ろを向いたら、またまた違う世界があります。
自分以外の世界は広い。
たまには自分を包んでいる常識の世界を、もっと離れた場所から大きく包んで見ることも必要。
私が30~40代だった時、薬局に来ていた90代の患者さんが
「大変なことがあった時、高い壁に囲まれ八方塞がりだと思っても、あちこち一生懸命探したらきっとどこかに必ず隙間があるから」と言ってくれました。
その言葉が忘れられず、時おり思い出しては「必ずどこかに出口があるはず」とお守りのように唱えています。
言ってくれた患者さんは、私の心の中に残ったことを知らないと思いますが、やっぱり出会いは必然なのです。
もし行き詰まったら、横を向いたり思い切ってグルっと後ろを向いたり、或いはずっと上から見ることも必要だと思う日々です。
そのうち壁に隙間が見つかり、光が差して来ますよね✨
なんかまとまりがなくなりましたが、言葉の力は大きい、行き詰まったら視野を変えてみよう、世界を広げよう、みたいなお話しでした😊