先日知り合いから教えてもらったので、この本を読みました。
彗星捜索家の著者が臨死体験をし、その時に見た地球や宇宙の姿から現世の人類を考える、という不思議で壮大なお話しでした。
「死」つまり無の世界は、膨大な意識の世界で、それはとても退屈なことだと言うのです。
なぜなら、膨大な意識をスーパーコンピューターと例えると全てが記憶として分かり、すべてが自分自身だということは、とてつもなく暇で退屈でやることもない。
だから、泣いたり笑ったりしながら生きていることは素晴らしいのだと。
そして著者は地球の歴史も見て来たと言うのです。
月が誕生する前、地上では高度な文明社会が築かれており
地球の生態系の主役は植物だったので、その文明の都市は自然を破壊しないために地下に作ったのだそうです。
確かに植物が先に生まれ空気を作ったのだからそれが全ての元だと思っていましたが、地下に住んでまで植物を守っていたとは。
全ては臨死体験で見た映像を書いたものですが、そこまで自然を守っていたことに驚きました。
今や人間の都合で自然はなくなって行く一方ですね。
植物は人間にとってなくてはならないもの、守る必要があるもの。
そして信じるべき存在だと改めて思いました。
植物の力はやっぱり偉大
そして人生はいろいろ経験し幸せを目指すもの
そう感じました。
そして最後に心に残ったことは、90歳過ぎた女性研究家が表彰された時の言葉。
「これで研究の半分、残りの半分はこうやっていきたい」
自分の年齢や限界は関係なく、目的を達成することだけを考えてるなんてすごい!
あと何年…なんて思わずに目的に向かって生きて行くだけでいいんだ!と目から鱗。
そっか〜、その方が楽しいし気持ちが軽くなるよね。
私もずっと頑張ろうっと✨