明日からお盆に入りますね。
明日故郷では、兄弟や母方の姉妹やその子供達が集まって食事会を開くそうです。
親世代がいなくなっても引き継がれています。
毎年賑やかで楽しそうな写真が送られて来ますが、その中にいた親戚が1人、2人、といなくなっています…
実は私はそんな会が開かれるようになってから、参加したことがないのです。
去年従姉妹が亡くなってお墓参りに行った時には、みんな集まって食事会を開いてくれましたが
私のルーツを思い出したかのような楽しい時間でした。
残念ながら、今年もちょうど明日予定があるので行くことができません。
私達兄弟の子供達が小さい時は、お盆になると当たり前のようにみんな帰省して
一緒に買い物に行くところから始まり、合間にボールやバドミントンで遊んだり
夜はバーベキュー🍖&花火🎆、そしてスイカ割り🍉という、夏の行事を満喫していました。
総勢15名。
それを見ていた父や母の嬉しそうな顔が忘れられません。
あれが思い出せる中での一番の笑顔だったように思います。
どんなにその日を楽しみに待ち
どんなに嬉しかったことか
私は今そんな状況にいないから、逆に父の気持ちが分かるのです。
〈自分の人生の全てがここにある〉
それを目の当たりにして今までの自分を肯定できただろうし、この先もずっと続くことを願っていたと思います。
あの時私は30~40代。(あの時子供だった子達は今そのくらい)
今になって父の笑顔とその心の奥が分かるようになりました。
そして父は幸せだったんだな、って。
あれは当たり前じゃなかった。
尊いことだったんだって。
そんなふうに過ごせない私もまた、それが私の人生。
父のような笑顔で人生を肯定できる日が来るといいな、と思うお盆イブでした。