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津軽塗の温かさ

今日は「バカ塗りの娘」という映画を見て来ました。

上映されている映画館や上映回数が少ないので、終了してしまう前に、とちょっと足を伸ばして行って来ました。

「バカ塗り」とは、「バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫」と言われるほど塗っては研ぐ工程を繰り返す津軽塗を指す言葉

との説明が書いてありましたが、今までそれを知りませんでした。

私は津軽地方ではありませんが青森育ち、家には津軽塗のものがたくさんありました。

お箸、お椀、茶櫃(お茶のセットを入れる入れる物)、お茶ポットテーブル、座卓、などなど。

だからもうありふれてて、しかも好きな模様じゃなかったから全く興味もなく過ごしていました。

けれど結婚した時にお椀だけは持たされ(きっと他にもあったはず)、今でもお味噌汁はそれで頂いています。

しかし津軽塗をテーマにした映画を観て、今さらながら職人さんに申し訳なかったなあ、と反省。

あんなに一生懸命塗り重ねていたなんて、大切に扱わなくちゃいけなかったんですね。

帰ってから、慌ててお椀を磨きました✨

物語は途中突拍子もない流れもありましたが、家の中やお葬式のシーンではとても懐かしい風景が見られ、胸がキュンとすることも。

何より、地域は違えど町並みが懐かしかった〜。

え?方言が上手すぎる!と思った女優さんはやっぱり地元出身の方でした。

全員が本物の津軽の方なら、字幕がないと分かりませんよね。(私でさえ同じ青森でも津軽弁は理解できません)

セリフが少なく音と映像だけの時間が流れることが多かったのですが

チャレンジ、若い感性、好きを続ける、信念を通す

そんなことをしっかり感じた映画でした。

最後にアロマアナリスト仲間がエキストラで出演していたのも、しっかりと確認できました👍

津軽塗から母や父、身近にいた人達を懐かしく、そして温かく感じられたいい時間でした。

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