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隙間に必要な植物療法

処方箋を持って薬局にいらした方にお薬を渡す時

処方箋を見て「これは○○かな?」と予測してから投薬口に行くのですが

先日は処方内容に前との繋がりがなく「なんだろう?」と思いながら投薬口へ。

伺ってみたら「実は半年になりますが、娘が不登校で」と。

「あ、そうなんだ」と思い、さらに話しの続きを伺ってみたら

「2週間この漢方薬を飲んだら、メンタル系のクリニックに行ってみたら?」と小児科のドクターに言われたとの事。

え?!もうそっちを勧める?

塾には行けるし、家庭では落ち着いているようなのですが、人がたくさんいてガヤガヤしているところは嫌でお腹が痛くなるのだそうです。

うんうん、理解できる。

そっちのクリニックに行ったらどんな薬を処方されるのだろう。(おそらく安定剤)

お母様もそんな薬はなるべく飲ませたくないと仰っていました。

お腹ではなく、メンタルの問題だったんだ、と考えを変えることは、母親にとってはとても辛いこと。

さらには、ドクターに言われたからメンタル系の薬を飲ませることも仕方ないんだ、と思ったお母様。

淡々と話してくれましたが、それ本当に辛すぎる😣(思わずサロンに連れて来たかったくらい)

そこで私は「診断書が必要でそのクリニックに行ったとしても、自分は薬をあまり飲ませたくない、という考えを話してみた方がいいと思います」

ということと

「漢方薬の効果は2週間では分かりにくいので、数ヶ月は様子をみた方がいい。小児科のドクターには、もう少し続けてみたいとお話ししてみてもいいと思います」

と伝えました。

もしかしたらそっちのクリニックに行ったらすぐに良い方に向かうかもしれないし(いや、ないな…)、私の考えは間違いかもしれません。

でも、お話しを聞いている限り、すぐ今、という感じでもなかったので、そんな提案をしてみました。

何より、子どもを信じているお母様の気持ちを大切にしたかったのです。(私も母親なので)

こんな隙間に入るのはアロマやハーブの植物療法の世界。

決して治療ではないですが、その不安に寄り添い、お母様もご本人も前に進めるお手伝いができると思います。

どうか皆さんも、自分の気持ちを大切に、ワンクッション置いて選んでくださいね。

そんな隙間が必要な方はぜひ会いに来てみてください😊

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