月〜水曜日は一日薬局勤務の日。
初めての患者さんが来ると、よくある問診票に記入してもらいます。
住所やアレルギーや飲んでる薬など。
で、何年も前からですが、ジェネリック推奨する国からの要請でジェネリックの薬でいいかお聞きします。
中にはまだ「ジェネリック??」と知らない人もいますが
今ではほとんどの患者さんがジェネリックを選びます。
たまに「ジェネリックじゃないもので!」という患者さんもいらっしゃいますが、そんな方はなぜ語尾に「!」がつくのかしら?
今日も小学生のお子さんを連れて来たお母さんに受付けの人がいつものように聞いたら
「え?いや普通ので!」って言ったんです。
私は隣で「普通って何よ?」と心の中で1人引っかかり…
ジェネリックじゃない方を指しているんだろうけど、ジェネリックは普通じゃないの?
今やジェネリックの方が普通になってるんだけど、と1人モヤモヤ。
このお母さんはお子さんの医療費が無料だから、高い先発品の方を希望しているのだと思います。
そんな人は、有料になった途端にジェネリックに変わります。
これってどうなんでしょうね。
薬局に行くとしつこく言われるのが不快、という方もたくさんいらっしゃるでしょうが
私達も本当は毎回言いたくないんです。
だけど医療費を減らすための政策で、ジェネリック薬の使用割合が多いほど点数が加算されます。
薬の価格がどんどん下がる一方、薬局も利益をだすためにそれを進めるしかないのです。
言いたくて言ってるんじゃない、国の方針なんです!!
と、私たちだって、語尾に!!をつけたい😤
「普通って何よ。普通が一番難しい。」といつもいろんなことで感じていたので、今日は敏感に反応しちゃいました。
普通の定義、難しくありませんか?