以前社員として勤務していた薬局で、アロマセラピーの講習会を年に数回開いていました。
対象は主に患者さん、そしてやってたのは虫除けスプレーやハンドクリームなどのアロマクラフト。
患者さんの心に寄り添うツールにしたいのでアロマを薬局に取り入れたいと会社に申し出、薬局の休みの日に開催していました。
一番最初は虫除けスプレー、その募集のポスターを貼っていたとき患者さんから声をかけられたのです。
「いいですね〜!私はデイサービスの施設の者ですが、来てやって頂くことはできますか?」と✨
私は小躍りするほど嬉しかったのを覚えています。
その薬局にアロマセラピーを学んだ薬剤師がもう1人いたので、2人でワクワクしながら準備しました。
内容を施設の人と相談した結果「セルフハンドトリートメント」に決定。
2人で手技の写真を撮り、たくさん練習して、かなりドキドキしながら施設に伺いました。
最初高齢者の方々は、怪しげな小瓶を広げた私達を怪訝そうな表情で見ていました。
でも、一つ一つ香りを回して行くと、途端に顔が緩み「あ〜スッキリするね」など会話が弾んで行きました。
ハンドトリートメントを始めるとさらに表情が緩み、私が一人一人回ってトリートメントをしていくと皆さんとっても喜んでくれました。
そしてお茶の時間には「ほら〜!!こんなに綺麗になったの〜!」と何度も何度も見せに来てくれ
帰る時には、皆さん素晴らしい笑顔で手を降って見送ってくれました。
私はもう嬉しくて嬉しくて😭
その後何度か別の施設でもやらせて頂きましたが、毎回場が華やぎ、スタッフの方も皆さん明るい笑顔になってくれました。
だから、あの笑顔が私のハンドトリートメントの原点となっているのです。
そんなご縁を頂き経験させて頂けたことに、とても感謝しています❤️