昨日Instagramには投稿したのですが
孫と一緒に作ったボディローション
アトピー肌のケアにと作りました。
皮膚科で処方されるステロイドの塗り薬は症状をすぐに改善するのですが
精油を使ったローションはステロイド薬と同等の即効性はありません。
なので、日頃のケアが面倒だから、とすぐにステロイド薬を塗る人と
ステロイドを極端に嫌う人に分かれます。
アロマは効かないから、とステロイドしか使わない人。
逆に、娘さんは結構酷い症状なのに、もうステロイドは使いません、と言う母親。
脱ステロイドはかなりの決意と知識が必要となります。
いずれにしろ、子どもの未来の肌を作るのは母親。
脱ステロイドを決意した方は別ですが、アロマだけに偏らず、ステロイドだけに偏らず
肌をちゃんとケアしながら、症状が酷い時には悪化させないようにうまくステロイドを使う、というやり方もあると知って欲しいと思います。
特に子どもの肌は弱いので、日頃のケアがとっても大切なのです。
子どもの綺麗な肌を作るのは、母親なのです。
ステロイドに対しては、私にもとても大きな思い出、というか、後悔があります。
それは、母が亡くなった原因はステロイドの使いすぎだったこと。
私が大学に入ったあたりから喘息で入退院が続きました。
その頃からステロイドの吸入薬を使うようになりましたが、発作を起こすたびステロイドを使う量はどんどん増え
そのうち糖尿病になり、精神的に落ちてしまうこともありました。
それは30年~40年前の地方の病院でのこと、ステロイドへの知識も今ほどなかったのだと思います。
そしてそれを10年以上繰り返しているうち、腸がもろくなり最後は腸が破れてしまいました。
もう手術もできないほど、腸壁は紙のように薄くなっていたそうです。
1度私の住んでる神奈川の病院にかかったことがあったのですが、そのステロイドの量に驚かれたと言っていました。
医師に任せたままでいたことを、亡くなってから後悔したのでした。
これは塗り薬ではなく点滴で使った場合のことなので、アトピーで使用する塗り薬とは量が異なりますが
だから手軽さではなく、ちゃんと未来を考えて使って欲しいと心の底から思うのです。
これは経口や点滴を長期間使った場合ですが、副作用としてあげられているものです。
もちろん、怖がらずに必要な時には使用して欲しいのですが、参考までに載せておきます。
1. 易感染性 体の抵抗力(免疫力)の低下
2. ストレス時には骨密度が低下するので要注意
3.糖尿病(ステロイド糖尿病)
4.消化性潰瘍(ステロイド潰瘍)
5. 血栓症
6.精神症状(ステロイド精神病)
7. 満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満
8.動脈硬化、高脂血症
部位による吸収の差
処方された塗り薬は患部や症状によって選ばれていますので、くれぐれも勝手に違う箇所には使わないようにしてくださいね。